はじめに
カウンセリングには簡単に言うと2つの効果があります。一つは話をすることでほっとする「カタルシス効果」もう一つは、気づきの効果「アウェアネス効果」です。
カタルシス効果
関係が深い人であればあるほど、言いたいことが言えないということは誰もが経験していることではないでしょうか。
言えない状態が続くと、交感神経が優位な状態が続き、場合によっては、肩こり、頭痛、腹痛など、体調に現れることさえあります。
溜まった思いをカウンセリングで話すと、ほっとする感じが得られ、緊張が緩和していきます。それがカタルシス効果です。
定期的にカウンセリングをうけることで、徐々にリラックス状態を得ることができます。
アウェアネス効果
また、心理相談のほとんどは「やりたいけど、できない」「したくないのに、やってしまう」といった悩みですが、それには潜在意識に組み込まれた心の癖が関わっています。
心の癖の多くは、あたりまえに何度も繰り返してきた心のつぶやきや、衝撃的な出来事を体験して決心した思いを通して、気がつかないうちに出来上がります。
そんな心の癖は、取り除こうと思えば思うほど取り除けないジレンマに陥ることがしばしばです。例えば、「どうしてもあの人のことを許せない」というとき、「あの人を許そうとしても許せるわけはない」のです。
まずは「許さない」と思っている自分を認めるというところから始めてみましょう。そうすると、「そうか、『許さないという思い』も自分の中にあっていいのだ」と気づくでしょう。これがアウェアネス効果です。
ご相談について
心理カウンセリングでは、多岐にわたる悩み・心理的な問題の解消を支えます。
それぞれのケースの目先の解決ではなく、それぞれの悩みの裏側にある複雑な気持ちの整理が目的になります。
- 人間関係の悩み(恋愛、いじめ、パワハラ、セクハラ、モラハラ、DV、ネグレクトなど)
- 社会関係の悩み(アダルトチルドレン、共依存、AD/HD、アスペルガー、HSP、適応障害など)
- 症状に関する問題(うつ、躁、妄想、強迫観念、希死念慮、依存、恐怖、不安、パニック、PTSDなど)
- 行為に関する問題(タバコ、買い物、セックス、ゲーム、リストカット、摂食障害など)
- 気分に関する悩み(自己嫌悪、罪悪感、自分の気持ちがわからない、イライラ、セルフネグレクトなど)
心理療法について
心理的な問題の解消には様々な心理療法を適宜折衷しています。
基本となる心理療法についてはカウンセリング開始時に説明しますがその他の心理療法を行う場合は、必ず説明してから行います。
- クライエント中心療法
- フォーカシング
- 現代催眠(NLP、解決志向アプローチ)
- 認知行動療法
- 交流分析
- 行動分析など
カウンセリング方法
カウンセリング方法は、 面接カウンセリング と オンラインカウンセリング があります。
面接カウンセリング
カウンセリングルームで、カウンセラーが対面でお話をお聞きします。 オンラインカウンセリングと比較して情報量が多くなり、カウンセラー側はクライエントに対して、より細やかな対応ができます。
オンラインカウンセリング
面接カウンセリングに比べ情報量が少ないため、クライエントが心情を吐露しやすい という特徴があります。
また、 「遠隔地で相談室へ来れない」「対面で話すのが苦手」 など相談室へ行くのが困難な方はこちらを選択するのが良いでしょう。
電話の場合、通話料金はクライエントさまのご負担となりますので、予めご了承ください。
スマートフォン、タブレットやパソコンをインターネットにつないでいる方では、通信ソフトやアプリでのご利用が可能です。
Skype(スカイプ)、LINE(ライン)、等のインターネット通話同士は通話無料ですので、安心してカウンセリングをご利用いただけます。
オンラインカウンセリングの場合は基本的に音声ですが、ご希望があればビデオ通話での対応も可能です。
詳細については「心理相談メニュー」を御覧ください。🔽🔽